おかげさまで Hit!!

2009/10/14

マセラティ グランツーリスモ Maserati Gran Turismo Tested


ううーーーん。かっこええ。

中身はフェラーリ。外見はジェヌゥメン。


マセラティ・グラントゥーリズモ
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: ナビゲーション, 検索
マセラティ・グラントゥーリズモ
グラントゥーリズモ

乗車定員 4人

ボディタイプ 2ドアクーペ

エンジン V型8気筒DOHC

変速機 6速AT、6速セミAT、

駆動方式 FR

マセラティ・グラントゥーリズモ(Maserati GranTurismo)は、イタリアの自動車メーカー・マセラティ社が2007年から製造・販売している2ドア・クーペ型の乗用車である。

2009年に発表された同車のオープン版マセラティ・グランカブリオ(Maserati GranCabrio)についても当項で解説する。




目次 [非表示]
1 概要
2 スタイル
3 メカニズム(エンジン・ミッション)
4 ラインナップ


概要
開発に際しては、当時同社の最量販車種であった5代目クアトロポルテがベースにされた。 4シーターを持つクーペであり、同社の“クーペ”の実質的な後継にあたる。 まず2007年3月のジュネーヴ・モーターショーにて、基本グレードである“グラントゥーリズモ”が発表され、以降順次ラインナップが拡大された。 2009年9月には、オープンモデルとして、同車の屋根をソフトトップに変えた“マセラティ・グランカブリオ”が発表された。

スタイル
デザインはピニンファリーナの手による。 基本コンポーネンツはクアトロポルテをベースとしているが、外観デザインは、2005年のジュネーヴ・モーターショーにて発表された同社のコンセプトカー“バードケージ 75th”をモチーフにしている。 フロントからキャビンまでの距離が長くとられ、古典的でありながらもスポーティーなプロポーションを持つ。また、ホイールベースに関しては当然“クアトロポルテ”からは短縮されてはいるものの、先代の“クーペ”からはおよそ300mmも延長され、大人4人が快適に過ごせる空間は十分確保されており、車体の名前の通り、グランドツアラーとしての要素を満たしている。

一方で、その名前から連想されるよりも実際の運動性能は高く、各批評媒体でも“スポーティーカー”ではなく、“スポーツカー”として評価されている。 前後重量配分はほぼ前後等配分とされ、スポーツカーとして理想的な値を有している。




メカニズム(エンジン・ミッション)
エンジン、及びミッションは、それぞれ2種類づつ用意され、その組み合わせはグレードによって異なる。

まずエンジンは両方ともV型8気筒DOHCで、排気量4.2L(4,244cc、405ps/7,100rpm、47.0kgm/4,750rpm)と、排気量4.7L(4,744cc、440ps/7000rpm、50.0kgm/4750rpm)の2本立てである。尚ヘッドカバーの色が、4.2Lは青、4.7Lは赤に塗り分けられ差別化が図られている。

次に、ミッションは、通常の6速ATモデルと、“MCシフト”と名付けられた6速セミATの2本立である。 尚ATモデルとセミATモデルとでは、そのミッションの搭載位置が異なり、まずATモデルではエンジン直後に搭載され、それにより車重の前後重量配分は前49:後51とされ、次にセミATモデルではリヤアクスル直前に搭載され(=いわゆるトランスアクスル方式)、それにより前後重量配分は前47:後53とされている。 この搭載位置の違いは駆動輪の接地性に影響があり、それぞれのグレードのキャラクター付=差別化に活用されている。(AT、セミATによるミッションの搭載位置の違いは、丁度マイナーチェンジ前の同社5代目“クアトロポルテ”で行われた手法と同様である。)




ラインナップ
現在のラインナップは、基本モデルである“グラントゥーリズモ”、それをベースにパフォーマンス向上を図った“グラントゥーリズモ S”、それをベースにミッションを通常のトルコンATに乗せ換えて快適性をプラスした“グラントゥーリズモ S AT”のクーペ系3種、それに2009年からオープンモデルが加わるという体系。詳細は以下の通り。

グラントゥーリズモ(Maserati GranTurismo) 2007年3月~
基本モデル。ミッションはAT。2007年3月のジュネーヴ・モーターショーで発表。日本では2007年10月から発売開始。
グラントゥーリズモ S(Maserati GranTurismo S) 2008年5月~
“グラントゥーリズモ”をベースに、パフォーマンス向上を狙い開発されたモデル。エンジンは排気量が500cc拡大された4.7Lを積む。ミッションはそれまでのATではなくセミATに変わったが、前述の理由から駆動輪である後輪の接地性が更に増している。
ブレーキはフロントのディスク径が330mmから360mmに拡大され、キャリパーは6ポッド化された。エクステリアでは大幅な変更は無いものの、サイドスカートが追加され、トランクフード後端はリップ状に持ち上げられ、ホイールの標準設定サイズが19inchから20inchに拡大された。他にも基本モデルとの差別化が図られている部分がある。
2008年3月のジュネーヴ・モーターショーで発表。日本では2008年5月に発表され同年10月から発売開始。
グラントゥーリズモ S AT(Maserati GranTurismo S AT) 2009年3月~
セミATを搭載する“グラントゥーリズモ S”をベースに、ミッションをATに変更したモデルで、運動性能と快適性能の両立を狙って開発された。エクステリアでは“グラントゥーリズモ S”よりも、サイドスカートの張出しが抑えられており、また標準設定のホイールは専用デザインとされた。乗り味は“グラントゥーリズモ”と“グラントゥーリズモ S”との中間とされる。2009年3月ジュネーヴ・モーターショーにて発表。日本では2009年7月から発売開始。
グランカブリオ(Maserati GranCabrio) 2009年9月~
“グラントゥーリズモ”をベースに、屋根をソフトトップに変えたモデルで、同社史上初の4シーター・カブリオレとなる。エンジンには“グラントゥーリズモ S”と同じ4.7L・440ps版が奢られ、重量増による運動性能低下をカバーしているとされている。開発過程では屋根をメタルトップにする案も検討されたが、重量増を嫌い結局ソフトトップが採用された。2009年9月のフランクフルト・モーターショーにて発表。日本では2010年から発売開始予定。

だって。うふふ。欲しいな♪