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2008/03/23

「武士道の逆襲」菅野先生 と 「オーシャンズ13」OCEAN'S 13

心斎橋に来てます。
いや、特に理由もありませんが、、

そういえば、「武士道の逆襲」菅野先生 を読んでみたらどうかと薦められていた。
昔、菅野先生の講演を聞いて、大変感銘を受けたことがあるので、紹介する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E9%87%8E%E8%A6%9A%E6%98%8E


ついでに「オーシャンズ13」OCEAN'S 13を見ました。



「武士道の逆襲」「オーシャンズ13」
こんなかけ離れたかのように見える作品を、リンク。


技術が高ければ、大きなことをできる。
技術が低ければ、できることは小さなこと。

で、そこから得られる幸せは?
人は、自分に掛かる負荷をもって、楽しいのか辛いのかを判断する。

負荷が相応しければ、何でも幸せだ。


菅野先生の言葉に「文武両道」を正しく詠ったものがある。
武とは生きる術。別に運動面を言ってるわけじゃない。技術があり、食っていけるかどうか。
文とは感受性。別に勉学を言っているわけじゃない。

素晴らしく日本人が誤解していて、確信をついた言葉である。
多くの人間が見失っているもの。それは文だと思う。


技術を高めて、大きなことを成しているだけでは、その負荷を評価できない。感動しない。
褒められなければ自分を見失う。

小さい頃の自分に同じ。
あ、、いや今でもか笑


しかし、自分を、すべてを正しく評価できる文があったならば、、

どこまでも孤高に、どこまでも幸せに技術を磨いていくことができるだろう。



笑。
この映画でこんなこと考えるのは、自分だけかなぁ。
やっぱり変人であります♪



●文の教育●

文とは、色々な言葉で表現されている。
感性、人生観、ユーモア。
生きるということだけ考えれば、2次的な産物であり、軽視されがち。

学校で習うのは、狭義の文武両道。すなわち、勉強とスポーツができること。
よく生きるためには、その足場を固めた後、菅野先生の言う「文」が必要だ。
感受性や人徳を高めることである。



●バランス棒と台●

人生には絶望があり、安定できればそれでいいじゃないかって思う。

人間追い込まれたら、誰でも動物になる。自分を捨て、全てを捨て、助かりたいと思う。
そこから抜け出すために、武を尊び、自分に価値を求めた。
そして成功した。(本当に?日本に生まれたからじゃなくて?)

まぁ何はともあれ、這い出れただけでも幸せなんじゃないか?
今のままでいいじゃんか。


でも知っている。
安定とは凄く安定していないこと。
安定とは釣り合いの上に成るもの。

バランスをとる事を忘れれば、傾く。
止まれば堕ちていく。

一歩前に出たら、誰かが一歩落ちる。
自分が頑張って今日美味しいご飯を食べれたら、きっと誰かが餓死している。
自分が成功したら誰かが泣く。

だから、みんな必死に走る。
だから、みんないつも不安。
まるでバランス棒だね。


でも忘れがちな、もっともっと大切なことがある。
走っているうちに忘れてしまう。
でも誰かがやらねばならない大切なこと。

バランスは台の上でとっている。
社会という名の見えない台。

誰かが整備しなくては、傾ききって台も壊れる。
重すぎる荷物にバランス棒も折れてしまうかも知れない。

恵まれた者の堕落は、全てを闇にさせる。
前に出たら、やるべきことは、良い台を作ること。
今の幸せは、祖先が作ってくれた台の上に成るもの。
幸せならば台を固めるべし。


それが国のルール。

なんてね。

さて今日はこれからウィンドウショッピングでもしよーーっと♪