単車整備
長くお付き合いしたいですからー♪
●保管 ●起こし方 ●点検・整備
●保管
1毎日の保管
家に帰って来た時、単車から降りて面倒くさいのを我慢して一手間かけると単車は長くもつものです。
・ | 風雨、直射日光の当たらない所に停める。(室内保管が理想) |
・ | センタースタンドがあるものはできるだけセンタースタンドをかける。 |
・ | 水分を飛ばす。 |
・ | 雪道を走った後はすぐに洗車をする。 |
・ | これは当たり前のことだが、施錠する。 |
2長期保管
期間というものは曖昧だが、一ヶ月以上を長期とする。下記のことをやっておけば、起こす時非常に楽。
・ | タンク、キャブ、エンジンからガソリンを抜く。(リザーブでガス欠になるまでほかっといて、最後にキャブのフロートチャンバーからも抜く) |
・ | 風雨、直射日光の当たらない所に停める。(室内保管が理想) |
・ | センタースタンドがあるものはできるだけセンタースタンドをかける。(タイヤの下にコンクリをかますか、タイヤが直接地面に当たらないようにする) |
・ | バッテリーを車体から外す、または端子を外す。 |
・ | シートをかける。(剥げないように) |
3もっと長期保管
制作中
●起こし方
1毎日の起こし方
ここでもやはり、長きさせるコツがあります。
・ | まず外観に異状がないか確認する。 |
・ | 日常点検←後述 |
・ | 施錠をはずす。(ディスクは要注意) |
・ | 始動して暖気する。(セルは5秒以上押しっぱなしにしない、空ブカシもしない、チョークを使った場合は特に!大量のガスにピストン周りのオイルは流されてしまう) |
*始動できない場合は下の2へ
2長い間寝ていた単車の起こし方
まず、「長期保管」で記述したとうりにやっていれば、バッテリーを付け、ガソリンを入れるだけで始動できる場合もある。が!大抵動かないでしょう♪さてどうするか。
これは確率の高い順に記述してあるので、この順番通りに一つ一つ点検していくべし。
ケアレスミス | キルスイッチ・ギヤ・かぶり(始動する前にスロットルを開けるだけでかぶることもある) |
バッテリーの放電 | →チャージャー・ブースターの使用(電圧の異なるものは×)または充電・交換 |
キャブ詰まり | →叩く、×→キャブクリをエアークリーナーから入れながらセルを回す(セルは5秒以内でちょこちょこと)、×→OH |
プラグ不良 | →清掃または交換 |
エアークーリナー詰まり | →清掃または交換 |
ストレーナー、フューエルホースの詰まり | →清掃または交換 |
ガソリンの腐敗、水の混入 | →キックで根性で抜けるまで回す(すでにエンジンに水が混入している場合は、水抜き剤は期待できない)またはOH |
オイルの硬化 | →OH |
点火電装不良 | →断線点検、OHまたは交換 |
*OHの仕方は作成中
●点検・整備
1まず最初に洗っちゃいましょう。
泥などがついていたら、水をたっぷりかけ、汚れを浮き上がらせてから進行方向に対して直角に洗う。洗う時はスポンジよりもタオルが○。その後エンジンをかけて水を蒸発させるなど完全に水分を飛ばす。
(洗わないなら洗わないで、ほかっとくと、汚れという保護膜ができて逆にいいという説もあるが、程度の問題。)
2日常点検・整備
タイヤ溝 | 0,8mm以上 |
ブレーキ | 遊び、きき具合、液量 |
エンジン | OIL、始動性、円滑性、アイドリング、音 |
灯火・方向指示器 | 点滅具合、レンズ |
バッテリー | 液量 |
ボディ各部 | 錆止め加工・OIL塗り |
3点検・整備
忘れがちなんで、やる日を決めるべき。
ちなみにこんだけやると車検も通せるよん。
点火装置 | スパークプラグ、時期 |
エンジン本体 | 始動性、異音、低速・加速の状態、排気、エアークリーナー |
潤滑装置 | OIL漏れ・汚れ・量 |
燃料装置 | ガス漏れ、キャブリンク機構の状態、スロットル・チョークの作動 |
イグゾースト(本場の発音) | 取付状態 |
クラッチ | レバーの遊び・作用 |
トランスミッション | OIL漏れ・量 |
ハンドル | 操作具合 |
フロントフォーク | 損傷、ステアリングステムの取付状態、軸受部のガタ |
ブレーキ | 遊び、きき具合、ロット・ケーブルの緩みガタ・損傷、ホースパイプの漏れ・損傷・取付状態、リザーバータンクの液量、マスター及びキャリパーの機能・損傷・摩耗、ブレーキドラム及びシューにおいてのディスクとパッドの隙間、パッド摩耗、ディスクの摩耗・損傷 |
足廻り | ホイールのボルト・ナット・ベアリングの緩み・ガタ、サスペンションアーム連結部のガタ、アームの損傷、リアショックの損傷・OIL漏れ、タイヤの空気圧・亀裂・損傷・溝・摩耗 |
電装 | バッテリーの液量・比重、ターミナル部の緩み腐食、配線接続部の緩み・損傷、スイッチでの灯火・方向指示・ホーン・ハンドルロック計器の作用 |
その他 | フレームの緩み・損傷、シャーシ各部の給油状態 |